2007年11月20日火曜日

やるべきことをいつも忘れてしまう!を解決する

発達障害のある人では、約束など、先々にやるべきことを忘れてしまったり、思い出せなかったりするために、忘れないようメモを活用したいと努力している人は多くいます。しかしながら、「メモ自体をよくなくしたり、持っていくのを忘れてしまう」「『メモした』という事実そのものを忘れてしまうためにメモの意味がない」と訴える人もまた多くいます。どうすればこの極端な物忘れを改善できるでしょうか?



目標管理ツール check*pad.jp
http://www.checkpad.jp/

そんなときに便利なのは、上記のようなウェブ上のTODOリスト管理サービスです。こうしたサービスでは、ウェブサイト上にシンプルなTODOリストを作ってくれる無料のサービスです。終わった項目にはチェックを付けて、やり遂げたこととやるべき事を管理することができます。

とはいえリストに載せておくことは、特に「やるべき事」にこだわる必要もありません。携帯電話での操作にも対応しているので、「これはおぼえておかねば」と思いついたことは何でも、メモ代わりに携帯メール本文に書いて特定のメールアドレスへ送ると、自動的にサイト上の自分専用のTODOリストに登録してくれます。もちろんメールだけでなく、パソコンや携帯のブラウザからも項目追加することができます。



メモ帳を取り出してメモを書くことよりも、携帯を取り出してメールを送る方が慣れている人は近年多くなりつつあり、使い始めのハードルが低いといえます。

また、設定により、毎日希望の時間に、携帯など希望のメールアドレスに、まだ終わっていないTODOを送信してくれます。

注意点として、初回登録時にパソコンが必要ですが、その際に自分の携帯電話を登録しておけば、以降は携帯のみで使用可能です。

たくさん類似のサービスがありますが、個人的にはこの「checkpad.jp」がいちばんシンプルかつかゆいところに手の届くサービスで気に入っています。「携帯電話で使える」「機能と操作がシンプル」という点が優れています。発達障害のある人では、メモしたくても、メモ自体を持ち運ぶことを忘れてしまうと訴える人がいますが、「携帯電話だけはいつも持っている」という人は多くいます。携帯電話の携行が現代人では強力に習慣化していることを上手に利用できます。そのため携帯電話だけでリストの登録・確認ができることは大きなメリットです。

さらに、設定により毎日リマインド(注意喚起)のメールを送ってくれるので、「メモしたことを忘れる」という失敗の回避にもつながります。

「すぐやること」「そのうちやること」「やれたらいいなと思うこと」と複数のリストを作成して、「すぐやること」だけをリマインドする、という使い方も可能です。または、「職場の机でやること」「買い物に出たらやること」「自宅に帰ったらやること」など、場面ごとにやることリストをまとめておくと、TODO項目が増えたときにも混乱せずに対応できます。

↑参考:GTD(Getting Things Done)のテクニック・・・GTDの解説については、Itmedia Biz.ID掲載記事 「はじめてのGTD」を参照してください。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0606/27/news003.html

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